読書

2010年10月2日ANNA


先日読み終わった、伊坂幸太郎さんの本です。
私が好きな伊坂さんの世界観を味わえる内容でした。

何も関係ないかの様な事が一つ一つ収束していくストーリー。
個性的なのにすんなり入ってくる登場人物。
その登場人物たちの会話のテンポ。
最近の伊坂さんの作品というより、以前の作品ぽいなぁと思っていたら、
あとがきにご本人さんが書いていました。
今までとは少し違う小説を創り始めたのが第二期とするなら、この「オー!ファーザー」は第一期最後の作品だと。

この「オー!ファーザー」は、2006~2007年に地方新聞に掲載されていたものを今年単行本化されたようです。
今までの読書量で、伊坂ファンを名乗っていいのかわかりませんでしたが、
以前の作風だと思えた私は、以前よりは自信持ってファンだと名乗れる気がします。笑

ANNA